Written by ART Driven Tokyo

《黒い花瓶のアネモネ》1905年頃
パステル/紙 64.8×57.5cm
岐阜県美術館所蔵
「オディロン・ルドン 光の夢、影の輝き」展が、4月12日から6月22日まで、パナソニック汐留美術館で開かれます。オディロン・ルドン(1840-1916)。グラフィックな黒の時代から、色彩が咲き誇るパステル画まで、幻想と現実のあわいに漂うイメージたちを照らし出します。
この春、汐留にひらく光と影の楽章

《『起源』IV.セイレーンは無数の針をつけて波間から現れた》1883年
リトグラフ/紙 30×23.4cm
岐阜県美術館所蔵

《絶対の探求・・・哲学者》1880年
木炭/紙 43.2×35.2cm
岐阜県美術館所蔵

《眼をとじて》1890年頃
油彩/紙 44.5×36.5cm
個人蔵(フジカワ画廊協力)

《神秘的な対話》1896年頃
油彩/画布 65×46cm
岐阜県美術館所蔵

《ペガサス、岩上の馬》1907-10年頃
パステル/紙 80.7×65cm
ひろしま美術館所蔵
高度な画力で、奥行きがあり、空間を描いている。だから、影が感じられる。そして、その影は色彩豊かだ。約110点の作品により、ルドンの豊穣な画業の全容が楽しめます。お見逃しなく!