Written by ART Driven Tokyo

名和晃平「PixCell-Flamingo」(2023) 撮影:表恒匡

立川のPLAY!MUSEUMで、2025年4月16日から「どうぶつ展 わたしたちはだれ? どこへむかうの? 〜WHO ARE WE? WHERE ARE WE GOING?」が開催されています。アートと科学が手を取り合ったちょっと不思議な展覧会です。国立科学博物館との初コラボで、リアルな動物標本から想像力たっぷりのアート作品まで、見る・感じる体験が満載です 。

大曽根俊輔「キリン ミモさん」(2023) 撮影:吉江淳 画像提供:太田市美術館・図書館
ミロコマチコ「Live Painting 2022.11.18」(2022) 撮影:高野友実 画像提供:京都精華大学ギャラリーTerra-S

みどころ

注目は、2025年大阪・関西万博にも出展した現代アーティスト名和晃平さんの作品!そのほかにも、乾漆(かんしつ)彫刻家の大曽根俊輔さん、動物を大胆に描くミロコマチコさん、そして漫画『大家さんと僕』で知られる芸人・矢部太郎さんも参加。ジャンルを超えた表現が勢ぞろいしています。

会場には国立科学博物館が制作した巡回展「WHO ARE WE 観察と発見の生物学」が展開されています。11のテーマに沿って世界屈指の動物標本コレクションが飾られた展示台にはそれぞれ引き出しが付いており、来場者が中を開けると標本資料と観察するためのヒントが現れます。

また「WHO ARE WE 観察と発見の生物学」のコンセプトをもとに、「笑顔の森」「しっぽはすごい」「模様の惑星」など、子どもも大人もワクワクするテーマで構成された体験型展示セクションは、五感を使って楽しむ仕掛けがいっぱい。どうぶつをモチーフにしたアート作品が集う「ユートピア」ゾーンには空想のどうぶつも。自分だけの“どうぶつ”に出会えるかも?

動物たちを通じて、「わたしたちはだれ? どこへむかうの?」というテーマを、一緒に感じてみませんか?


展覧会概要

PLAY! MUSEUM 「どうぶつ展 わたしたちはだれ? どこへむかうの?〜WHO ARE WE? WHERE ARE WE GOING?」メインビジュアル

タイトル:「どうぶつ展 わたしたちはだれ? どこへむかうの? 〜WHO ARE WE? WHERE ARE WE GOING?」
会 期: 2025 年 4 月 16 日(水)〜7 月 6 日(日) 休館日:なし
会 場: PLAY! MUSEUM(東京・立川)
開館時間: 10:00-17:00(土日祝は 18:00 まで/入場は閉館の 30 分前まで)
入 場 料: 一般 1,800 円、大学生 1,200 円、高校生 1,000 円、中・小学生 600 円
[立川割]一般 1,200 円、大学生 700 円、高校生 600 円、中・小学生 400 円
*いずれも税込 *未就学児無料
住 所: 東京都立川市緑町 3-1 GREEN SPRINGS W3 棟 2F
電 話: 042-518-9625
ウェブサイト