種子のパワーを、根気よく点々と、粒子の描写で表現する版画家・佐竹広弥。小さなものたちがうごめく世界は、ヒエロニムス・ボスの雰囲気を持ち、楽しい。
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種子のパワーを、根気よく点々と、粒子の描写で表現する版画家・佐竹広弥。小さなものたちがうごめく世界は、ヒエロニムス・ボスの雰囲気を持ち、楽しい。
レディー・ガガ、ビョークの晴れ舞台を彩る小泉智貴のフリルドレスは、当初、驚きを以て迎えられ、批判する人もいたという。
東京・天王洲のYUKIKOMIZUTANIで初個展「Tomo Koizumi」を開催中の小泉の作品は、なぜ衝撃的なのか。
写真家・堀江美佳の作品には、青が広がっていた。
青か。なるほど、青か。
色を絞る表現は大いにあり得るだろう。だが、なぜ青なのか。
個展「雪解け水」には、抜けるような青の美が展開されている。しかし、この世には、さまざまな色があるのに、なぜ、青なのか?
そこには、どんな青があったのか。