2024年3月

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【アートフェア東京2024レビュー】1枚の絵で人生が変わるとき

もし、一枚の絵を買ったなら、それが10万円であろうが、1000万円であろうが、あなたは「アートコレクター」だ。アートフェアのVIPとして招待されるかもしれない。

そして、人生が変わる、ということもあるのだ。運命の作品に出会うとき、コレクターの人生も変わる。

編集部は今回、自分が初めて絵を買おうと思った時の気分に立ち返って、アートフェア東京2024を巡った。

森美術館「私たちのエコロジー」展で、希望の未来を目撃する

アートが、狙われている。

ついに、あのモナリザに、スープが投げられてしまった。

環境活動団体が言うには、アートはグローバル資本主義の手先なのだそうだ。

いったい、どういうことなのだ。アートは、「炭鉱のカナリア」ではなかったのか。

開館20周年を迎えた東京・六本木の森美術館「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」(2024年3年31日まで)に足を運んだ。

この冬の、生暖かさを喜べない筆者は、本展が提示する未来が気になる。

そこには、どんな未来があったのか。