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【第8回横浜トリエンナーレ レビュー】野草のように、地球という難民キャンプを生きる

2024年の横浜トリエンナーレは、戦争や気候変動で難民キャンプのようになった世界を、廃墟のように表現した。横浜に出現した「廃墟」から、踊るような生の喜びを感じるのはなぜなのか。
まるで、哲学者エーリッヒ・フロムが人間存在のひとつの理想とする「生の舞踏」に参加しているかのようだ。

【アートフェア東京2024レビュー】1枚の絵で人生が変わるとき

もし、一枚の絵を買ったなら、それが10万円であろうが、1000万円であろうが、あなたは「アートコレクター」だ。アートフェアのVIPとして招待されるかもしれない。

そして、人生が変わる、ということもあるのだ。運命の作品に出会うとき、コレクターの人生も変わる。

編集部は今回、自分が初めて絵を買おうと思った時の気分に立ち返って、アートフェア東京2024を巡った。

森美術館「私たちのエコロジー」展で、希望の未来を目撃する

アートが、狙われている。

ついに、あのモナリザに、スープが投げられてしまった。

環境活動団体が言うには、アートはグローバル資本主義の手先なのだそうだ。

いったい、どういうことなのだ。アートは、「炭鉱のカナリア」ではなかったのか。

開館20周年を迎えた東京・六本木の森美術館「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」(2024年3年31日まで)に足を運んだ。

この冬の、生暖かさを喜べない筆者は、本展が提示する未来が気になる。

そこには、どんな未来があったのか。

写真家・堀江美佳、誠実の青で世界の和解を願う

写真家・堀江美佳の作品には、青が広がっていた。

青か。なるほど、青か。

色を絞る表現は大いにあり得るだろう。だが、なぜ青なのか。
個展「雪解け水」には、抜けるような青の美が展開されている。しかし、この世には、さまざまな色があるのに、なぜ、青なのか?

そこには、どんな青があったのか。

テクノロジーと人間、音楽とアートの幸せな融合。MUTEK.JPをリポート!

MUTEKは音楽・アート業界が注目する実験的イベントだ。しかし、創設者のモンゴー氏は「最先端・革新的という言葉は嫌い」と言う。その発言の意図は? MUTEKの本領とは? ライブハウス「SpotifyO-EAST」を目指して、若者や外国人観光客であふれ返る渋谷・道玄坂を急いだ。

ミステリアスをポップに表現。Sho+1の若手グループ展

占星術師のキュレーションによる「ミステリアスな真実の探求」をテーマにした展覧会とは? しかも、ギャラリーのオーナーは、アンディ・ウォーホルやジャン・ミシェル=バスキアを専門的に日本に紹介してきたアートディーラー。期待を胸に、東京・上野のSho+1に向かった。