揺れる巨大な目玉たちが、現代人の右往左往ぶりを表現する。コンセプチュアルだけど楽しい山田周平の「目玉焼き」展が、天王洲の寺田アートコンプレックスで開催中。「目玉は卵を妬み、卵は目玉に憧れている」。ヒッチコックの映画「白い恐怖」にインスパイアされた。
ギャラリー
表示中: 11 - 19 / 19 記事これは現実なのかアートなのか?「視界の欠如」がテーマ、チャールズ・コーハンの精緻な版画展
コロナ禍の真っただ中に東京・西麻布に誕生し、いま注目のギャラリー・イーサ。アメリカ人アーティストがディレクターだ。ハワイ在住の世界的版画家チャールズ・コーハンの「SNOWBLIND」展は、作家自身の網膜損傷の経験から、「視覚の欠如」をテーマにしたユニークな内容だ。
ギャラリー・イーサは、”何ものにも縛られない “というビジョンを持ち、フラットな感覚を尊重している。
彫刻のような写真、欧米で大人気の写真家・グィド・アルジェンティーニ「フィレンツェのささやき」展
いま、LAや欧米で大人気の写真家グィド・アルジェンティーニの個展が上野のおしゃれなギャラリーで開かれている。彫刻のような女性美を追求してきた彼の全容がわかる。
ギャラリー文化の発信基地CADANの挑戦は続く 小山登美夫セレクション “MEMORIES 02”展
「美術史のなかにアーティストを着地させたい」という悲願を持った美術商の非営利団体CADAN。有楽町ビルの建て替えで活動に区切りを打つが、今後も日本現代美術の発展に貢献する。終盤のショーのひとつは、トップギャラリスト小山登美夫のセレクションだ。
デレク・ジャーマンの革新とメッセージに今、なおさら心打たれる-東麻布のTake Ninagawaで個展
映画やコスチュームデザイン、文芸、ガーデニング。多彩なデレク・ジャーマンの革新と耽美に、今なおさら心打たれる。東京・東麻布のTake Ninagawaで個展開催中。
植物と光の版画家 佐竹広弥の世界「水滴の彼方へ」
心の奥底に眠る風景を照らし、植物に個性を感じる作品群。懐かしく、見飽きない、佐竹広弥の世界。
ベトナム現代アートを世界へ!ソウル・銀座のTomuraLeeギャラリーがホーチミンに進出
韓国女性ギャラリスト、TomuraLeeのイ・スンウォンが、ベトナムのホーチミン市に支店を出した。アクティブな彼女と、急成長するベトナムアートの魅力をリポートする。
ステファン・サグマイスターの個展「ナウ・イズ・ベター展」人生を肯定する
グラフィックアーティスト、ステファン・サグマイスターは訴える、「今の方がいいんだ」。銀座で個展「ナウ・イズ・ベター」を見たら元気になれた。
早すぎた具象の俊英、石田徹也を誇り、悼む。NYガゴシアンで初個展
早すぎた具象の俊英、画家・石田徹也の生誕50周年個展がNYのガゴシアンで。日本人芸術家の力で世界の美術史を変える理念を持つART Driven Tokyoが、石田の悲しみの世界を誇り、悼む。