2024年の横浜トリエンナーレは、戦争や気候変動で難民キャンプのようになった世界を、廃墟のように表現した。横浜に出現した「廃墟」から、踊るような生の喜びを感じるのはなぜなのか。
まるで、哲学者エーリッヒ・フロムが人間存在のひとつの理想とする「生の舞踏」に参加しているかのようだ。
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2024年の横浜トリエンナーレは、戦争や気候変動で難民キャンプのようになった世界を、廃墟のように表現した。横浜に出現した「廃墟」から、踊るような生の喜びを感じるのはなぜなのか。
まるで、哲学者エーリッヒ・フロムが人間存在のひとつの理想とする「生の舞踏」に参加しているかのようだ。
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韓国女性ギャラリスト、TomuraLeeのイ・スンウォンが、ベトナムのホーチミン市に支店を出した。アクティブな彼女と、急成長するベトナムアートの魅力をリポートする。
早すぎた具象の俊英、画家・石田徹也の生誕50周年個展がNYのガゴシアンで。日本人芸術家の力で世界の美術史を変える理念を持つART Driven Tokyoが、石田の悲しみの世界を誇り、悼む。