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【第8回横浜トリエンナーレ レビュー】野草のように、地球という難民キャンプを生きる

2024年の横浜トリエンナーレは、戦争や気候変動で難民キャンプのようになった世界を、廃墟のように表現した。横浜に出現した「廃墟」から、踊るような生の喜びを感じるのはなぜなのか。
まるで、哲学者エーリッヒ・フロムが人間存在のひとつの理想とする「生の舞踏」に参加しているかのようだ。

森美術館「私たちのエコロジー」展で、希望の未来を目撃する

アートが、狙われている。

ついに、あのモナリザに、スープが投げられてしまった。

環境活動団体が言うには、アートはグローバル資本主義の手先なのだそうだ。

いったい、どういうことなのだ。アートは、「炭鉱のカナリア」ではなかったのか。

開館20周年を迎えた東京・六本木の森美術館「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」(2024年3年31日まで)に足を運んだ。

この冬の、生暖かさを喜べない筆者は、本展が提示する未来が気になる。

そこには、どんな未来があったのか。