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現代アート入門

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資本主義芸術に抗して――『プロセス主義宣言』が投げかける現代アートのリアル

世界の芸術の都、ニューヨーク。その名に憧れを抱き、海を渡るアーティストは少なくない。久木田成樹氏もその一人だ。多摩美術大学を卒業後、ブルックリンに拠点を構え、ニューヨークで20年間にわたり創作活動を続けている。彼の著書『プロセス主義宣言――現代美術の終焉』(久木田成樹著)は、その経験に裏打ちされたリアルな現代アートの世界を語っている。

【第8回横浜トリエンナーレ レビュー】野草のように、地球という難民キャンプを生きる

2024年の横浜トリエンナーレは、戦争や気候変動で難民キャンプのようになった世界を、廃墟のように表現した。横浜に出現した「廃墟」から、踊るような生の喜びを感じるのはなぜなのか。
まるで、哲学者エーリッヒ・フロムが人間存在のひとつの理想とする「生の舞踏」に参加しているかのようだ。

【アートフェア東京2024レビュー】1枚の絵で人生が変わるとき

もし、一枚の絵を買ったなら、それが10万円であろうが、1000万円であろうが、あなたは「アートコレクター」だ。アートフェアのVIPとして招待されるかもしれない。

そして、人生が変わる、ということもあるのだ。運命の作品に出会うとき、コレクターの人生も変わる。

編集部は今回、自分が初めて絵を買おうと思った時の気分に立ち返って、アートフェア東京2024を巡った。