名だたる骨董商も価値を認める彫刻家、大黒貴之の個展が赤坂のMARUEIDO JAPANで開かれている。その魅力は「空間も彫刻する」ような独特の世界観にある。
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名だたる骨董商も価値を認める彫刻家、大黒貴之の個展が赤坂のMARUEIDO JAPANで開かれている。その魅力は「空間も彫刻する」ような独特の世界観にある。
韓国系米国人俳優/アーティストのジョセフ・リーの個展が、東京・渋谷のディーゼル・アート・ギャラリーで開催された(会期終了)。コロナ禍で、自然の偉大さを認識し、バイロンの詩によせて、リーならではの力強い筆致で森を描いた。
混沌を水玉で整理するーインクならではの透明感と色使いの巧さで知られるnomocoの個展は、偶然からの発見と、絵の中に飛び込むようなトランス感。絵の中に住む誰かのメッセージに癒された。
揺れる巨大な目玉たちが、現代人の右往左往ぶりを表現する。コンセプチュアルだけど楽しい山田周平の「目玉焼き」展が、天王洲の寺田アートコンプレックスで開催中。「目玉は卵を妬み、卵は目玉に憧れている」。ヒッチコックの映画「白い恐怖」にインスパイアされた。
コロナ禍の真っただ中に東京・西麻布に誕生し、いま注目のギャラリー・イーサ。アメリカ人アーティストがディレクターだ。ハワイ在住の世界的版画家チャールズ・コーハンの「SNOWBLIND」展は、作家自身の網膜損傷の経験から、「視覚の欠如」をテーマにしたユニークな内容だ。
ギャラリー・イーサは、”何ものにも縛られない “というビジョンを持ち、フラットな感覚を尊重している。